道の駅グランテラス筑西の二宮尊徳(金次郎)像

こんにちは、みなさんお元気ですか？

さて突然ですが、みなさんは二宮尊徳(金次郎)をご存知でしょうか。

昔はどの小学校にもあった、薪を背負って本を読む少年像で有名な二宮尊徳。その尊徳像が、先日ご紹介した茨城県筑西市の道の駅グランテラス筑西に建っています↓

解説板↓

筑波山を背にして、グランテラスの芝生広場を見守るように建つ尊徳像↓

建っているのは、少年ではなく壮年の尊徳です。

尊徳は、小田原（神奈川県）出身の農政家。小田原藩主の大久保忠真にその手腕を認められ、小田原藩の分家である桜町領(現栃木県真岡市)の財政再建を託されます。

桜町陣屋に赴任した尊徳は、先頭にたって橋や用水の改修など基盤整備、営農指導を行い、自ら編み出した報徳仕報を実践。

筑西市でも、天保の大飢饉などで苦しんでいた下館藩が尊徳に教えを請い、村々の復興事業が行われました。

近代的な建築物のグランテラス筑西に、一見場違いにも思える尊徳像があるのには、そういう歴史的背景があったのです。

ちなみに、ここグランテラス筑西に建つ尊徳像は、筑西市内で尊徳の教えを学ぶ市民グループ報徳壹圓塾が寄贈したもの。

昨年１１月、全国の尊徳ゆかりの市町村が筑西市に集い開催された全国報徳サミットの際に、除幕式が行われています。

というわけで、道の駅グランテラス筑西に建つ二宮尊徳像のご紹介でした。

■道の駅グランテラス筑西

場所：茨城県筑西市川澄１８５０番地　国道50号下館バイパス沿い

営業時間：午前９時～午後６時（６月～８月は午後７時まで）

休館日：毎月第3水曜日、1月1日、1月2日

電話：０２９６－４５－５０５５

ＦＡＸ：０２９６－４５－５０８８

駐車場：３６１台（大型車４３台）

はてなブログ