こんにちは、みなさんお元気ですか?
さて今回は、勲章のお話です。
日本国憲法は、天皇陛下が行う国事行為の一つとして「栄典を授与すること」を定めていて、これを根拠に天皇陛下の名で勲章が授与されています。
一口に勲章と言っても、大勲位菊花章頸飾(だいくんいきっかしょうけいしょく)から大勲位菊花大綬章(同きっかだいじゅしょう)、桐花大綬章(とうかだいじゅしょう)、旭日大綬章(きょくじつだいじゅしょう)、旭日重光章(同じゅうこうしょう)、旭日中綬章(同ちゅうじゅしょう)、旭日小綬章(同しょうじゅしょう)、旭日双光章(同そうこうしょう)、旭日単光章(同たんこうしょう)、瑞宝大綬章(ずいほうだいじゅしょう)、瑞宝重光章、瑞宝中綬章、瑞宝小綬章、瑞宝双光章、瑞宝単光章まで様々な種類があり、別に文化勲章もあります。
そして実はわが家には、父がいただいた勲章が飾られているのです(以下、写真は一部加工しています)↓
日本国天皇は□□□□に
瑞寶單光章を授与する
皇居にて璽をおさせる
(御璽)
令和□年□月□日
内閣総理大臣 安倍晋三
内閣府賞勲局長 小野田壮
第□□□□号
御璽(天皇陛下の印章)↓
菊の紋章↓
父はここ茨城県筑西市に生まれ、茨城県・栃木県と勤務地を移しながらも筑西市に住み続け、私たちを育ててくれました。
いただいたのは勲章の中で一番下位の瑞宝単光章ですが、わたくし臣(しん)には叙勲の機会など絶対に有り得ないので、父に対しては尊敬の念しかありません。
というわけで、これからの人生、父に肩を並べる事は無理としても、せめてその背中が見えるところまで行きたい、と思う今日この頃です。