こんにちは。
9月になりました。台風の影響で、ここ北関東は不安定な天気が続いていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか。
さて先日のこと、ここ茨城県筑西市にあるザ・ヒロサワ・シティに行ってきたので、ご紹介します。
ザ・ヒロサワ・シティは、製造や流通、教育事業などを展開する茨城県の代表的企業ヒロサワグループによる複合施設。オフロードコースやゴルフコース、農園、美術館、クラシックカーミュージアム、クラシックバイクミュージアム、レールパーク、歯科衛生専門学校などが所在しています。
ヒロサワと言えば、グループ内の廣澤精機製作所が、茨城県立県民文化センターの命名権(ネーミングライツ)を取得し、平成31年4月から、同センターの名称が「ザ・ヒロサワ・シティ会館」になりました。
どちらも「ヒロサワ・シティ」なので少々ややこしいですが、今回ご紹介するのは筑西市のヒロサワ・シティにある、こちら↓
やっと見ることができました。今年(令和2年)3月、国立科学博物館からの貸与で羽田空港から運び込まれた、日本唯一の国産民間旅客機YS11の初号機です。
YS11は、敗戦により全ての航空機開発を禁止された日本が、規制解除にともない国策として製造したプロペラ機。今や日本の戦後復興を象徴する歴史的な文化財といえます。
現在組み立て作業が続けられており、格納庫の窓からのぞく事しか出来ませんが、年内には完成して、その後正式に公開されるそうです。
ちなみに以前にもご紹介した事がありますが、シティ内にはレールパークもあり、E2系新幹線や↓
蒸気機関車D51↓
やっぱりSLはかっこいい。
などの車両を、いつでも無料で見ることができます。
ザ・ヒロサワ・シティには他にも、令和2年末に正式オープンを予定している、新国立競技場や国内外の数々のプロジェクトに携わってきた世界的な建築家・隈研吾氏設計による廣澤美術館など、たくさんの見所があります。特に美術館は、まだ未公表ながら、筑西市出身の陶芸家・板谷波山先生の作品を所蔵しているという事なので、いずれこのブログでもご紹介させていただきたいと思います。
というわけで、ザ・ヒロサワ・シティのご紹介でした。
■ ザ・ヒロサワ・シティ
茨城県筑西市茂田
TEL0296-21-1234
■隈研吾(くま・けんご) 建築家
1954年神奈川県横浜生まれ。東京大学大学院建築学専攻修了。コロンビア大学客員研究員などを経て、隈研吾建築都市設計事務所を設立。東京大学特別教授・名誉教授、東京芸術大学客員教授。
ザ・ヒロサワ・シティ
広沢商事株式会社
茨城県ホームページ