筑西市立農業資料館

こんにちは。
テレビでは連日、新型コロナウイルスの話題ばかりですね。1日も早く事態が収束する事を願っています。

さて、随分前のことですが、茨城県筑西市久地楽(くじら)にある市立農業資料館を見学させていただく機会があったので、ご紹介します。

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農業資料館は、筑西市が誕生する前、真壁郡協和町時代に開館しました。

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協和町農業資料館
この農業資料館は、協和町大字三郷大林秀雄氏より寄贈され移築し、昭和六十年七月二十五日竣工したのである。この建物は江戸中期(約二000年以前)につくられた農家と推定され、土間は馬屋・農作業場に使われた。屋敷は草葺(茅葺)であったが鉄板亜鉛葺に改良された。床面積は二一八平方メートル(六十五・九坪)で当時の農家としては大農の館である。
寄贈者 

協和町大字三郷八一五番地

大林秀雄殿
大林とし殿


館内には、農機具や生活道具など協和町時代の有志のみなさんが寄贈した資料の数々が展示されています。

では館内に入ってみましょう。
こちらは土間です↓

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土間とは、足元を土で固めた部屋で、作業場や台所などに使われていました。
上の写真の手前、左手にあるのは大八車(荷車)に乗った米俵、右手にあるのは米や麦などをひいて粉にする石臼です。
奥の方には、米のもみがらなどを風力で取り除く、唐箕(とうみ)と呼ばれる道具が見えます。

下の写真の奥の方、わかりにくいですが厩(馬屋)です↓

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農作業に使われる馬は、当時の農家にとっては極めて大切な財産。まるで家族の一員であるかのように、同じ屋根の下で暮らしていました。

台所にあるかまど↓

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かまどは、古くは土で作られていましたが、資料館のものはもう少し新しいレンガ製です。

板の間↓

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板の間の手前にあるのは、お祝い時に使ったお膳。これが一人分のお膳だそうです。

畳敷きの座敷↓

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座敷には囲炉裏がありました。現在の家庭で見かけることは、まずありませんね。

なお、他にも色々な道具などが展示されていましたが、わたくし臣(しん)では勉強不足でこれ以上解説できないため、この辺りでお許し下さい。

ちなみに、主に小学生の社会科見学に利用されている農業資料館ですが、管理人などは常駐しておらず普段は閉館しています。ただし、事前に教育委員会に連絡すれば見学は可能です(開館時間:午前9時~午後4時、土日・祝日休館。なお現在は、新型コロナウイルスのため見学不可)。

また、以前にも紹介しましたが、この資料館の庭には蝋梅(ロウバイ)が植えてあり、毎年かわいい花を咲かせます。みなさん、来年はぜひご覧になってください。


というわけで、筑西市立農業資料館でした。


筑西市立農業資料館
茨城県筑西市久地楽581

入館料 150円(令和2年4月1日から)

問合せ 筑西市教育委員会文化課(TEL0296-22-0183)