Hatena Blog版・筑西歳時記~ここは茨城、筑西(旧下館)市

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中村哲医師「荒野に希望の灯をともす」上映会&講演会「アフガニスタンに命の水を」

こんにちは、みなさんお元気ですか?

去る令和5年3月11日(土)、ここ茨城県筑西市にある しもだて地域交流センター・アルテリオで、「荒野に希望の灯をともす」上映会&講演会「アフガニスタンに命の水を」が開催されました↓

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上映&講演会は筑西市内に活動拠点を持つNPO法人ヒューマンライツネットはらんきょうの会と筑西市が主催。市の男女共同参画事業のひとつにも位置付けられています。

上映会に先立ち2月11日から、筑西市立中央図書館とアルテリオで写真展も実施されました。こちらは、アルテリオの様子です↓

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中村医師は、35年にわたりアフガニスタンパキスタンで医療支援や干ばつ対策の用水路建設を行い、令和元年にアフガニスタン東部ジャララバードで何者かによる凶弾に倒れました。

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用水路建設のため、自ら重機を操る中村医師↓

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本来は脳神経内科の医師であるはずの中村さんが、なぜ用水路建設に携わる事になったのか。水は農業を行い食糧を確保するために必要であり、生きるための絶対条件であるから。人は水が無ければ生きられません。

写真展に展示されていた、干ばつ被災の写真↓

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泥水を飲む裸の子ども、衝撃的な1枚でした。

上映会&講演会の会場は満員。第1部「荒野に希望の灯をともす」上映会では、来場者のみなさんが真剣な表情で映画を観ていました↓

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第2部講師の藤田千代子さんは、平成2年にペシャワールの病院へ赴任以降、中村医師と現地活動を共にしてきた看護師です。治安悪化のため退避帰国後も、中村医師を支援するために結成された国際NGO(NPO)団体ペシャワール会PMS(Peace Medical Services) 支援室長などをつとめ、一貫して現地活動を支えてきました。

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なんとこの日は、九州から駆けつけてくれたそうです↓

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3年連続の干ばつにみまわれているというアフガニスタンアメリカ軍撤退後は、第2次タリバン政権下にあり、女性の人権など様々な問題が噴出していますが、人道支援の道だけは閉ざされないよう願います。


というわけで、DVD「荒野に希望の灯をともす」(2,970円)はペシャワール会ホームページから購入できます。ぜひご覧下さい。


■「荒野に希望の灯をともす」上映会&講演会「アフガニスタンに命の水を」
日時 令和5年3月11日(土)午後1時~

講師 藤田千代子

申込 2月1日(水)~先着順、TEL0296-23-1600

主催 NPO法人ヒューマンライツネットはらんきょうの会、筑西

■DVD荒野に希望の灯をともす~医師・中村哲の35年間の実践と思索
令和3年3月発売
企画 ペシャワール会、PMS
制作 日本電波ニュース

ペシャワール会
NPO法人ヒューマンライツネットはらんきょうの会

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