明けまして、おめでとうございます。
みなさんは、年末年始をどのように過ごしましたか?わたくし臣(しん)は元日、いつものように、ここ茨城県筑西市の大町(筑西市甲)にある羽黒神社へ初詣に行って来ました。
数年前から年末年始には、下館駅北口から田町交差点までの駅前通り(稲荷町通り)と羽黒神社の表参道(南参道)に面する羽黒坂の街灯数十基に、日の丸が掲げられるようになりました↓
お参りした令和5年1月1日は快晴。さすがは元日、参拝者で長蛇の列です↓
羽黒神社は、文明13年(1481)初代下館城主の水谷勝氏公が、領内安堵のため日ごろ尊崇する出羽国(山形県)羽黒権現を勧請したものといわれています。
旧水谷領内(旧下館市内)には俗に七羽黒と呼ばれる羽黒神社が現存しているほか、水谷氏の国替え先である備中松山藩(岡山県高梁市)の領内玉島(倉敷市玉島)にも同氏が建立した玉島羽黒神社が残されていて、今も現地で篤く信仰されています。
こちらが拝殿↓
お賽銭を差し上げて、二礼二拍手一礼。
願うのは家族の健康、そして日本国の安全とウクライナ戦争終結・・・。
ちなみに、同神社の本殿(附棟札1枚)は茨城県指定文化財(建造物)です(下写真は令和4年11月撮影)↓
なお羽黒神社の東隣には、境内社として愛宕神社が鎮座しています↓
愛宕神社は、水谷氏が羽黒大権現を勧請するまで下館の守護神だったと言われていて、御神体の木造愛宕明神立像は茨城県の指定文化財(彫刻)になっています。
また、現在の愛宕神社拝殿は元々羽黒神社の拝殿だった建物を移築したもので、こちらは羽黒神社旧拝殿の名称で筑西市の指定文化財(建造物)です。
そしてこちらも境内社。愛宕神社の東側に鎮座する大朋稲荷神社(おおともいなりじんじゃ)です↓
稲荷神社は五穀豊穣、商売繁盛の神様。守護獣のキツネがたくさんいました。
更に境内社の紹介が続きます。西参道を登りきったところにあるのがこちら、日限天満宮(ひきりてんまんぐう)↓
天満宮(天神様)は、学問の神様である菅原道真公をまつる神社です。受験生のみなさん、お参りしてみてはいかがでしょうか。
そしてこちらは、境内の北に位置する秋葉神社↓
小さな御社のこの神様。Wikipediaによると、「(秋葉神社の)ほとんどの祭神は神仏習合の火防・火伏せの神として広く信仰された秋葉大権現」との事ですが、以前、羽黒神社の夏越大祓(なつごしおおはらえ)輪くぐりの時にいただいた「羽黒神社御由緒」には秋葉神社の記載が無いため、御祭神や由緒など詳しい事はよくわかりません。確認出来たら、またブログでご紹介したいと思います。
最後に、この日引いたおみくじ(小吉)を結んで↓
神社をあとにしました。
というわけで、新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵略など不安を抱えたままの世界ですが、今年こそ良い方向に向かう事を願います。
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