Hatena Blog版・筑西歳時記~ここは茨城、筑西(旧下館)市

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最勝寺の紅葉と薬師堂(筑西市指定文化財・建造物)

こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて先日、ここ茨城県筑西市の下平塚にある最勝寺に行ってきたので、ご紹介します。

鎌倉時代に創建されたという清瀧山真珠院最勝寺。当初は浄土真宗だったそうですが、改宗し、現在は天台宗の寺院です。

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京都から庭師を招き手入れしているという境内には、本堂や薬師堂、茶室のほか、十三仏を表した石庭、苔の美しい庭園などが整備されていて、6月には紫陽花、秋には彼岸花や紅葉と、四季折々の景観が広がります。

そしてこの季節は、なんといっても紅葉。山門から本堂に続く参道は、赤く秋の彩られていました↓

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こちらは、市指定文化財の薬師堂。ちなみに、薬師堂の本尊で鎌倉時代の作とされる「木造薬師如来坐像(もくぞうやくしにょらいざぞう)」も市指定文化財(彫刻)になっています↓

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最勝寺薬師堂・附棟札(さいしょうじやくしどう・つけたりむなふだ)
指定区分 筑西市指定文化財(建造物)

時代・時期 江戸時代

桁行三間、梁間三間、寄棟造の建物で、境内の正面入口から本堂に向かう参道の途中西側に東面して建っています。作風は角柱で、柱上に三斗組・蟇股(かえるまた)を備え、軒は四隅に隅木を取り付け二軒(ふたのき)の繁垂木(しげだるき)の本格的な堂建築です。内部は格天井で彩画があります。建築年代は、棟札によると貞享2年(1685)に再興したもので、建物の細部の形式もほぼそのころの建築手法を示しています。

筑西市ホームページより(一部略)

本堂前では参拝者のみなさんが、美しい景観を写真におさめていました↓

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そこまで広いお寺ではないのですが、まるで秋の京都を旅しているかと思わせる景観でした。

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なお前述の通り、最勝寺には十三仏を表した石庭があるのですが、こちらはまたいつか、機会があれば記事にさせていただきたいと思います。


というわけで、最勝寺の紅葉と薬師堂のご紹介でした。

最勝寺

筑西市下平塚57

TEL0296-24-4639

筑西市観光協会HPより

筑西市観光協会ホームページ
筑西市ホームページ

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