Hatena Blog版・筑西歳時記~ここは茨城、筑西(旧下館)市

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「生誕150年記念 板谷波山の陶芸」泉屋博古館東京

こんにちは、みなさんお元気ですか?

先日、東京・六本木にある泉屋博古館東京で開催中の、陶聖・板谷波山先生(陶芸家として初の文化勲章受章者)の展覧会「生誕150年記念 板谷波山の陶芸~麗しき作品と生涯~」へ行って来たので、記事にさせていただきます↓

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同展は、波山先生の出身地・茨城県筑西市にある3施設(しもだて美術館板谷波山記念館、廣澤美術館)の協働開催による展覧会を皮切りに、石川県立美術館(金沢市)、泉屋博古館(京都市)、泉屋博古館東京(東京都港区)、茨城県陶芸美術館(笠間市)をめぐる巡回展。

金沢と京都はちょっと遠くて行けませんでしたが、東京なら日帰りできるので出かけました。

ということで、JR宇都宮線(湘南新宿ライン)、京浜東北線東京メトロ南北線と乗り継ぎ、最寄り駅の「六本木一丁目」に到着↓

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このブログに六本木が登場するのは、令和2年「六本木ヒルズテレビ朝日」以来です。

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歩き出すとすぐに、展覧会の案内を発見↓

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途中のエレベーターにも、途切れることなく掲示されていました↓

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徒歩数分で泉屋博古館東京に到着。高層ビルが建ち並ぶ大都会に平屋の美術館、なんとも贅沢です↓

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泉屋博古館は昭和35年(1960)、住友家旧蔵の美術品の保存公開のため財団法人泉屋博古館が設立され、昭和45年(1970)に京都本館1号館が竣工。平成14年(2002)六本木の旧住友家麻布別邸跡に「泉屋博古館分館」が開館し、令和3年(2021)に「泉屋博古館東京」と館名を改めて、今年(令和4年)3月リニューアルオープンしました。

今展は巡回展なので基本的な展示作品は同じですが、会場により若干の相違があるようです。また、田端の波山先生邸から筑西市板谷波山記念館に移築・公開されている窯やロクロ、作業台など、移動困難な関連資料は、当然展示されていません。

ちなみに泉屋博古館東京では、以下の2点のみ写真撮影可でした。

「彩磁更紗花鳥文花瓶 さいじさらさかちょうもんかびん 1919(大正8)年頃 泉屋博古館東京蔵」↓

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「唐花文壺 からはなもんつぼ (生素地)1962(昭和37年) 板谷波山記念館蔵」↓

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そして撮影は不可ですが、泉屋博古館と言えば何といっても、国指定重要文化財のこちら。「葆光彩磁珍果文花瓶 ほこうさいじ ちんかもんかびん 1917(大正6年) 泉屋博古館東京蔵」(画像は泉屋博古館HPより)↓

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なお、「撮影可」の表示はありませんでしたが、お願いして撮影させていただいたのがこちら↓

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ふるさと納税板谷波山顕彰事業」のパンフレットです。
筑西市には、県指定文化財の生家や田端から移築された窯やロクロ、道具類や作品を展示する板谷波山記念館がありますが、施設全体の老朽化が進んでおり、市では施設整備等の波山顕彰事業を実施したいと考えています。こ支援をお願いします・・・・とのこと。みなさま、是非ご協力ください。

作品鑑賞後は、ミュージアムショップへ。展覧会の出品リストと、大量に購入したグッズです↓

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グッズも基本的には各会場共通なので、しもだて美術館で既に購入済の図録については、今回購入しませんでした。

せっかくなので館内のカフェにも入ろうと思ったのですが、あいにく満席だったので、テイクアウトでコーヒーを注文↓

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HARIO CAFE」さんは、1921(大正10年!)の創業からコーヒー器具をつくってきた「HARIO」の直営カフェ。美味しくいただきました。

おまけ。六本木のビルの谷間にも秋が訪れていました↓

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さあ、筑西(下館)に帰るとしましょう。

*実は帰り道、波山先生ゆかりの場所に立ち寄ったのですが、その話は後日時間があれば記事にしたいと思います。


というわけで、泉屋博古館東京の「生誕150年記念 板谷波山の陶芸~麗しき作品と生涯~」のご紹介でした。


泉屋博古館東京 特別展「生誕150年記念 板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯」
◇会期 令和4年11月3日(木・祝)~ 12月18日(日) 月曜休館
◇時間 午前11時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)*金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)

◇会場 泉屋博古館東京(東京・六本木)

◇入館料 一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料、20名以上は団体割引(一般1,000円、高大生700円)、障がい者手帳ご呈示の方は無料

◇特別対談「板谷波山を語る ― 麗しき作品と生涯」11月5日(土)午後2時~3時
講師:板谷駿一氏 (公益財団法人波山先生記念会理事長)、荒川正明氏(本展監修者・学習院大学教授)*イベント終了

◇講演会「明治のデザインと板谷波山」11月27日(日)午後2時~3時 講師:森谷美保氏(美術史家)*受付終了

◇講演会 「陶磁器の修復(アートWithシリーズ)」12月2日(金)午後5時30分~6時30分 講師:繭山浩司氏(美術古陶磁復元師) 聴講料500円 *受付終了

学芸員のスライドトーク「コレクター・住友春翠と板谷波山
11月10日(木)・12日(土)・24日(木)12月3日(土)午後2時~3時 講師/森下愛子(泉屋博古館東京学芸員) *予約不要)

◇主催 公益財団法人泉屋博古館日本経済新聞社
◇特別協力 筑西市、公益財団法人波山先生記念会、廣澤美術館
◇企画協力 株式会社キュレイターズ
◇問い合わせ TEL 075-771-6411 URL https://www.sen-oku.or.jp


■巡回情報
◇令和4年4月16日(土)~6月19日(日)しもだて美術館板谷波山記念館、廣澤美術館(茨城県筑西市)*終了

◇6月25日(土)~7月24日(日)石川県立美術館(金沢市) *終了
◇9月3日(土)~10月23日(日)泉屋博古館(京都市) *終了
◇11月3日(木・祝)~12月18日(日)泉屋博古館東京(東京都港区)

◇令和5年1月2日(月)~2月26日(日)茨城県陶芸美術館(茨城県笠間市)

 

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