こんにちは、みなさんお元気ですか?
さて、記事にするのが遅くなってしまいましたが・・・
令和4年7月16日(土)、ここ茨城県筑西市の川島駅近くにある、川島天満宮の祭り行って来ました。お祭りといっても、新型コロナのため規模を大幅に縮小。いつもはたくさんの夜店と人で賑わう夜の神輿渡御は無く、関係者を中心とした昼間の行事だけとなったようです。
天満宮境内に並んだ神輿↓
明治21年に製作されたという神輿も公開されていました↓
川島神輿
明治二十一年(一八八八)
女方 宮田庄三郎 作
総漆塗一部極彩色高欄作
長押など木地部分にも 地紋彫りをする豪華な神輿
昭和三十年(一九五五)代頃には屋根の野筋四方に龍の丸彫があり 軒先で龍頭となり口から大きく炎を吐き出し 弧を描いて蕨手となっていた
現在の神輿は 昭和五九年(一九八四)に 当時の川島神輿の 胴回りの彫刻を生かして大修理されたもので 軒下組物に修理以前の痕跡を見ることができる
しばらくすると神事が始まり↓
神輿が出発(コロナ対策として、トラックの荷台に乗せて地区を回るようです)↓
そしてこちらは、今回お披露目となった山車↓
太鼓と笛がお囃子を奏でます。
ちなみにこの山車は、お囃子など伝統芸能の保存育成や地域振興を目的に、市補助金(合併振興基金活用事業)を受けて作成されたとの事です。以前ご紹介したJR川島駅前の人面土器レプリカ建立や、西町自治会が管理する北向き地蔵の修繕、下館支部自治委員会による「下館支部 自治会 町界図(まちづくりマップ)」表示板の作成なども、同補助金を受けて事業が進められています。
というわけで、来年こそは新型コロナが収束して、この川島天満宮の祭りをはじめとする催しが、賑やかに開かれる事を願っています。