こんにちは、みなさんお元気ですか？
令和４年３月３日、茨城県筑西市出身の陶聖・板谷波山先生が生誕１５０年を迎えたことを記念して、現在、筑西市内の３館(しもだて美術館、板谷波山記念館、廣澤美術館)が協働で「生誕１５０年記念 板谷波山の陶芸～麗しき作品と生涯～」を開催しています。
また、展覧会にあわせて様々な関連イベントも行われ、廣澤美術館があるザ・ヒロサワ・シティでは展覧会期間中、映画「ＨＡＺＡＮ」（平成１５年、五十嵐匠監督）の上映を行っています↓
映画「ＨＡＺＡＮ」は、波山先生が陶芸家として歩みだし、成功するまでを描いた作品で、榎木孝明さんが波山先生役を演じました。
わたくし臣(しん)はＤＶＤも持っていますが、久しぶりに劇場の大画面で観たいと思い、ザ・ヒロサワ・シティ内のミニシアターを先日訪れました。
こちらが、ミニシアターです↓
入場券のようのものは特になく、こちらのレシートがその代わりでした↓
シアター内部↓
２８０インチのスクリーンとステージ(幅６.８メートル、奥行き約２.８メートル)を備えるこのシアター。４８席ある座席には、Ｅ２系新幹線のグリーン車座席が使われています↓
引き出し式のテーブルも、現役時代そのまま↓
なぜ新幹線かというと、実はこのザ・ヒロサワ・シティは、美術館や航空博物館、クラシックカーミュージアム、レールパークなどで構成されるテーマパークで、実物のＥ２系統新幹線をはじめとする歴史的車両や、日本唯一の国産民間旅客機ＹＳ１１初号機も所蔵しているのです。
さて、話を戻して映画「ＨＡＺＡＮ」ですが、久しぶりに大きなスクリーンで鑑賞できて、とても良かったです。訪れたのは平日でしたが、およそ１５人程の入館者がいらっしゃいました。
それにしても、波山工房のろくろ師・現田市松さんを演じた康すおんさん。普段は温厚で笑顔を絶やさず、ろくろの前では無駄な動き無しで成形に集中する現田さん(映像が残されています)を、なぜこのように演じたのかよくわかりません。
なお、筑西市の羽黒神社でロケが行われた下館祇園祭りのシーンでは、撮影当時の氏子総代の方々など筑西市民も登場。わたくし臣(しん)も現場にいたので、とても懐かしく拝見させていただきました。
というわけで映画「ＨＡＺＡＮ」、みなさんも是非ご覧になってください。
ＰＳ．榎木さんと南果歩さん、今年(令和４年)公開の映画「おそ松さん」で、再び夫婦役を演じているようです。
■映画「ＨＡＺＡＮ」上映
期日 令和４年４月１６日(土)〜６月１９日(日)【追記】好評につき、上映期間が９月４日(日)まで延長になりました。【追記】上映期間が１０月３０日(日)まで延長になりました。
時間 ①午前１０時３０分〜 ②午後２時～ ＊毎週月曜休館
場所 ザ・ヒロサワ・シティ内ミニシアター
料金 一般１,２００円、高校生８００円、小中学生・体の不自由な方６００円、６０歳以上６００円
問い合わせ ＴＥＬ０２９６－４５－５６０１
■映画「ＨＡＺＡＮ」 平成１５年制作
配給 映画波山製作委員会＝桜映画社
監督 五十嵐匠
原案 荒川正明
脚本 荻田芳久・五十嵐匠
出演 榎木孝明、南果歩、康すおん、中村嘉葎雄、長谷川初範、寺島進、大鶴義丹、益岡徹、柳ユーレイ、大平奈津美、飯島大介、加瀬亮、田中美里、花悠子、岸本功、宮本大誠、篠田薫、マキタスポーツ、濱田和幸、早川純一、福元崇人、瀧口穂高、菊次祐紀、橋本勇樹、秋川正佳、高橋慶輝
■生誕１５０年記念 板谷波山の陶芸～麗しき作品と生涯～
◇開催日 令和４年４月１６日(土)～６月１９日(日)
◇時間 午前１０時～午後６時(入館は午後５時３０分まで)
◇休館日 毎週月曜日
◇料金
２館共通入館券
一般１,０００円、高校生以下無料、団体１０名以上８００円
・市民割引：５００円引き。広報筑西ピープル４月１日号裏表紙に割引券(２枚)掲載。団体割引との併用不可。
・市内小学生無料招待：小中学生１名と付き添いの方２名まで無料。
【廣澤美術館】
一般１,０００円、大学生・高校生７００円、中学生５００円、小学生以下無料
＊互いの半券チケットの提示で、入場料を２００円割引
＊障がい者手帳等をお持ちの方と付き添いの方１名は無料
◇問い合わせ
しもだて美術館ＴＥＬ０２９６－２３－１６０１
板谷波山記念館ＴＥＬ０２９６－２５－３８３０
廣澤美術館ＴＥＬ０２９６－４５－５６０１
ザ・ヒロサワ・シティ
廣澤美術館
（株）桜映画社
