Hatena Blog版・筑西歳時記~ここは茨城、筑西(旧下館)市

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生誕150年記念 板谷波山の陶芸~麗しき作品と生涯~

こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて、これまで何度もこのブログで触れてきた、茨城県筑西市出身の陶芸家・板谷波山先生。その波山先生の生誕150年を、市をあげて祝う展覧会の開催概要が公表されました。

展覧会名は、「生誕150年記念 板谷波山の陶芸~麗しき作品と生涯~」。市内の3施設、しもだて美術館板谷波山記念館、廣澤美術館で、令和4年4月16日(土)から6月19日(日)まで開催されます。

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近代日本を代表する陶芸家である板谷波山(いたや はざん)先生。1872(明治5)年、茨城の下館(現・筑西市)に生まれた波山先生は、一切の妥協を許さない強い信念のもとに端正かつ格調高い作品を数多く手がけ、1953(昭和28)年に工芸家として初の文化勲章を受章、1954(昭和29)年には近代日本画の巨匠・横山大観とともに茨城県名誉県民の第一号となりました。

企画展「生誕150年記念 板谷波山の陶芸~麗しき作品と生涯~」は、筑西市内の3つの美術館による展覧会です。選りすぐりの名作を一挙公開するほか、波山先生を生んだ筑西の文化的土壌、その人物像や故郷の人びととの交流にも光をあてます

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しもだて美術館では、泉屋博古館東京の所蔵する「葆光彩磁珍果文花瓶」(重要文化財)を筆頭に、国立工芸館、出光美術館、MOA美術館などが所蔵する波山先生の代表作を紹介します。

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板谷波山記念館では、波山先生が故郷の人びとに贈った観音像や鳩杖の数々を展示。加えて、東京・田端に構えられていた工房を、当時の写真をもとに再現します。

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2021(令和3)年1月に開館した廣澤美術館では、「彩磁草花文花瓶」や「彩磁唐花文水差」など、波山先生が手がけた彩磁の名品など約50点を初公開します。

 

というわけで、新型コロナの影響が懸念されますが、みなさま、ぜひ「生誕150年記念 板谷波山の陶芸~麗しき作品と生涯~」をご覧下さい。

 

■生誕150年記念 板谷波山の陶芸~麗しき作品と生涯~

◇開催日 令和4年4月16日(土)~令和4年6月19日(日)

◇時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)

◇休館日 毎週月曜日

◇料金 

しもだて美術館板谷波山記念館】

2館共通入館券

一般1,000円、高校生以下無料、団体10名以上800円

・市民割引:500円引き。広報筑西ピープル4月1日号裏表紙に割引券(2枚)掲載。団体割引との併用不可。

・市内小学生無料招待:小中学生1名と付き添いの方2名まで無料。

【廣澤美術館】

一般1,000円、大学生・高校生700円、中学生500円、小学生以下無料

*互いの半券チケットの提示で、入場料を200円割引

障がい者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は無料

◇問い合わせ しもだて美術館TEL 0296-23-1601

 

しもだて美術館
板谷波山記念館公式サイト
廣澤美術館 ザ・ヒロサワ・シティ
泉屋博古館

筑西市ホームページ

厚生労働省