こんにちは、みなさんお元気ですか?
先日のこと、ここ茨城県筑西市のしもだて美術館で開催されている「皆川末子 布絵の世界展」に行ってきたので、記事にさせていただきます↓
展覧会の前に、美術館の特徴的な空間である空中プロムナードを渡ってみました↓
プロムナードから見る筑波山↓
ちなみに写真左に写っている建物は、国の出先機関・筑西しもだて合同庁舎(下館税務署)です。
さて、それでは美術館へ。写真撮影可(フラッシュ不可)ということなので、館内の様子もご紹介します。
では、そもそも布絵とは何か。
解説より
布絵とは、日本画の下絵を描き、顔料(絵の具)の代わりに日本の古い布(着物・帯・手拭いなど)を使用して、情景や人物名などを表現していくもので、茨城県水戸市在住の作家皆川末子さん考案による手法です。
パッチワークや手芸とは違うその独自の世界は、各種メディアでも取り上げられ、個展でも高い評価を得ています。
赤が眩しい、コントラスト強めの作品が並びます↓
中にはシックなモノトーンの作品も↓
展示作品中、最も巨大な作品「金太郎と十二支」(おとぎ話シリーズ、1993年)。大迫力でした↓
使用する材料の古布も展示されていました↓
こちらは、江戸時代の着物↓
布絵の展覧会は初めてでしたが、なかなか興味深い作品でした。
なお、1階の喫茶店カフェ・ブリーズでは、関連グッズが販売されています↓
展覧会にお越しの際は、お立ち寄りください。
おまけ。美術館のある3階フロアの壁に、「家庭の日 絵画・ポスター作品コンテスト」の作品が展示されていました↓
というわけで、新型コロナウイルスの感染も下火になっている今、お出掛けのチャンスです。ぜひ、しもだて美術館の「皆川末子 布絵の世界展」をご覧下さい。
■しもだて美術館企画展「皆川末子 布絵の世界展」
日時 令和3年10月9日(土)~12月19日(日)午前10時~午後6時(入館は5時30分まで)
休館 月曜日
入館料 一般500円/団体(10名以上) 450円/高校生以下無料
※本展会期中発行の板谷波山記念館入館券の半券を提示すると、390円で鑑賞できます(半券1枚につき1名1回限り)