こんにちは、みなさんお元気ですか?
さて、5月はじめに、茨城県土浦市にある亀城公園に行ってきたので、ご紹介させていただきます。
亀城公園は元々「土浦城」があった場所で、城の本丸・二の丸跡にあたる部分を公園として整備したもの。そのお城の濠(ほり)に、端午の節句(こどもの日)の5月5日まで、鯉のぼりが飾られていたのです↓
鯉のぼりは、「土浦まちなか活き活き鯉のぼり事業」の一環として、土浦市が平成22年から飾っているとのこと。全長90センチ程の鯉のぼり約500匹が、訪れる人の目を楽しませていました。
土浦城は室町時代に築かれ、江戸時代に増改築されて形を整えた平城・水城で、何重にも巡らした濠の中に浮かぶ様が亀の姿に似ていたことから「亀城」とも呼ばれました。
天守は元々ありませんが、櫓門など江戸時代の建物が現存し、昭和27年には「土浦市内西町土浦城跡及び櫓門」として茨城県指定文化財(史跡)第1号となっています。
こちらが、関東地方で唯一現存するという櫓門(本丸表門)↓
こちらも江戸時代建立の霞門(本丸裏門)↓
本丸広場↓
土累↓
復元された本丸土塀↓
西櫓(復元)↓
東櫓(復元)↓
ここに来ると、確かにその昔お城があった事を実感できます。わたくし臣(しん)が住む筑西市にも、江戸時代まで下館城という城がありましたが、現在ほぼ遺構は残っていません。残念です。
ちなみに、この日はこの後、亀城公園に隣接地する土浦市立博物館の「第42回特別展 東城寺と山ノ荘」を見て帰りました↓
というわけで、亀城公園の鯉のぼりと土浦城跡のお話でした。
土浦市ホームページ
土浦市立博物館