Hatena Blog版・筑西歳時記~ここは茨城、筑西(旧下館)市

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ジョン・レノン「ジョンの魂」アルティメイト・コレクション(スーパー・デラックス・エディション)

こんにちは、みなさんお元気ですか?

 

さて、ここ茨城県筑西市とは関係ありませんが・・・
わたくし臣(しん)のBeatlemania(ザ・ビートルズ好き)な日々のお話です。

先日の事、令和3年4月23日に日本発売となったジョン・レノンの「ジョンの魂」アルティメイト・コレクションが届きました↓

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「ジョンの魂 (John Lennon/Plastic Ono Band)」は、1970年12月に発売された、ビートルズ解散後初となるジョンのソロ・アルバム(米6位、英8位)。
今回の50周年記念アルティメイト・コレクションは、新たにリマスター、リミックスを施した6CD+2Blu-ray収録のスーパー・デラックス・エディションをはじめ、2CD、1CD、2LP、デジタルというフォーマットで発売されました。

わたくし臣(しん)が購入したのはこちら、スーパー・デラックス・エディションです↓

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以前も書いたことがありますが、ジョンに限らず、最近のこの手のボックスものはとにかく高価。ヨーコさん、ショーンくん、これ高すぎませんか?わたくし臣(しん)のようなワーキングクラスには、手が出しにくくなっています。

まだ開封していませんが、中身はこんな感じになっているようです↓

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このアルバム制作当時、ジョンと妻ヨーコはアメリカで、アーサー・ヤノフ博士による原初療法(プライマル・セラピー Primal Therapy)を受けていました。
原初療法とは、長い間抑制されていた過去の心の痛み・トラウマをさかのぼって感じ、泣く、叫ぶ(いわゆるプライマル・スクリーム)などにより表現することで心の安定を取り戻すという精神療法。シングルカットもされたアルバム1曲目「マザー」のエンディングに、鬼気迫る叫びが収録されているのはそのためです。

演奏するプラスティック・オノ・バンドは基本的に、ドラムのリンゴ・スター、ベースのクラウス・フォアマンにジョンのギターまたは鍵盤という、必要最小限の3ピース。フィル・スペクターがプロデューサーを務めていますが、現場はジョンがやりたいように仕切ったらしく、スペクターらしさは全く発揮されていません。

苦悩や孤独、トラウマなどを綴った歌詞と装飾を排除したサウンドが、ジョンのソロ・アルバムの中でも圧倒的な存在感を放っていて、ビートルズ解散を経てジョンが辿り着いた、ひとつの到達点を示している気がします。


こちらは、CDとBlu-rayの収録内容↓

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総収録時間は11時間にもなるらしいです。全部聞くとなるとかなり大変、というか、若干諦め気味です。


というわけで、「ジョンの魂」アルティメイト・コレクションのお話でした。


■「ジョンの魂」オリジナル・アルバム収録曲
Side1
Mother (母)
Hold on (しっかりジョン)
I Found Out (悟り)
Working Class Hero (労働者階級の英雄)
Isolation (孤独)
Side2
Remember (思い出すんだ)
Love (愛)
Well Well Well (ウェル・ウェル・ウェル)
Look at Me (ぼくを見て)
God (神)
My Mummy's Dead (母の死)

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