対談「マギー司郎師匠✕須藤茂筑西市長」

こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて古い話ですか恐縮ですが・・・
平成28年(2016)1月、茨城県筑西市の広報紙である広報筑西ピープルに、筑西市出身のマジシャン・マギー司郎師匠の対談が掲載されました。しかし、当時このブログは休止中で記事には出来ず。随分時間が経ってしまいましたが、いつか紹介したいと思っていたので、ここに掲載させていただきます↓


広報筑西ピープル(平成28年1月1日号)新春対談
筑西市長須藤茂 ✕ マギー司郎さん

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ー訛りは宝ー
市長
本日は、お忙しいところお時間を頂戴いたしまして、ありがとうございます。郷土の先輩であるマギー司郎師匠から市の今後についてアドバイスをいただけることを、楽しみにしてまいりました。
マギー司郎
僕は筑西でうまれたので、筑西を愛してたさます。テレビでもよく謂うんですが、この筑西の訛りがなかったら、芸能界で、生かしてもらえてなかったし、今の僕はないんです。だから訛りは宝ですね。
市長
やはり、師匠の訛りには親しみを感じます。
マギー司郎
あのね、マジックって攻撃的なんですよ。次に何をやるか分からないから。それを訛ってやると少しほっとするので、みんな安心して見てくれるんです。
市長
私も標準語で話しているつもりが、後で映像などを見ると訛っているんですよね(笑)

ー人口減少対策ー
市長
現在筑西市の人口は、毎年1,000人減っておりまして、若い夫婦が子どもを育てながら働く場所が少ない状況です。そこで私は、市長に就任してすぐに、企業誘致のための専属部署(企業誘致推進局)を作りました。よそに出て行くのではなくて、ここで働いて、ここで子どもを育ててもらえるように、企業誘致に努力しているところです。
マギー司郎
そうです。働く場所が無いと、どうにもならないんです。生きていけない。誰もただでお金はくれないんだから。みんなだって本当は筑西から離れたくないはずです。でも食べていけなくちゃ、出て行きますよ。企業さんに来てもらうのは、これはもう、一番大事ですね。
市長
人口減少対策として、私どもが課題としているものがもうひとつありまして、東京などへ出て行った人たちがまた戻って来たくなるような、そんなまちづくりを進めていかなければならないと考えています。

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ー地元を大切にした情報発信をー
マギー司郎
市長さん、筑西は良い所なんですよ、本当に。だけどね、筑西の人って、自分を表現するのが下手なんですよ。
市長
何というか、控えめなところがあるんですね。
マギー司郎
でも今はね、やっぱり控えめじゃあ駄目。どんどん発信していかなくちゃ。
市長
実は魅力発信事業ということで、筑西を離れた若い人にもう一度振り向いてほしいというメッセージを込めて、市のプロモーション映像を作りました。市内で活動する劇団の方たちと市職員が出演しています。ご覧いただけますか。
マギー司郎
(プロモーション映像「ただいまが、似合うまち」を鑑賞して)これはどこで見せるの?
市長
インターネットやケーブルテレビなどで順次公開します。それから、TX浅草駅前に12月オープンの商業施設「まるごとにっぽん」に市のアンテナショップを出展するので、そこでも上映します。このアンテナショップでは、浅草を訪れるたくさんの観光客のみなさんに、筑西の名産品・特産品の情報を発信し、PRしたいと考えています。
マギー司郎
プロモーション映像もそうだけど、筑西で映画を作りましたよね。
市長
「十字架」ですね。いじめを題材にしたオール筑西ロケ作品で、主要キャスト以外は、高校生など公募で選ばれた市民が出演しました。
マギー司郎映画といえばですね、よその話で申し訳ないんですけど、参考になると思うので、お話しますね。あのね、「きりゅう映画祭」ってあるんですよ。桐生市を題材に映画を作りたい監督を、公募してるんです。僕も「HERO SHOW」っていう映画に、倒産しそうな遊園地の園長役で出演したんだけど、スタッフはみんな若手なの。夢を追いかけてる連中なんで、みんなボランティアで撮るんです。みんな夢を持ってるから、応募がいっぱいくるんですよ。それと、エキストラで地元の人をたくさん使うんです。そうすると、お金がかからないで活性化しますよね。地元で育った人を大事にしなくちゃ駄目ですよ。

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下館駅前としもだて美術館
市長
師匠もご存知かもしれませんが、下館駅前通りがきれいに整備されました。
マギー司郎
はい。何回か行ったので知ってますよ。僕なんかはあそこが一番栄えてる頃に育ったんで、寂しくなったよね。
市長
ええ。そこで、駅前にあるスピカビルを市役所本庁舎にして、駅前に少しでも人が集まるようにしたいと思っています。庁舎1階の床に穴を開けて滑り台を設置して、雨の日でも子どもが遊べるようにします。駅前通りも、あそこで何かできないかと考えているところです。
マギー司郎
今はどこに行っても、子どもが遊べるスペースが作ってありますよね。そうすると、子連れでも行けるからね。
市長
それと、駅前通りには、しもだて美術館があります。
マギー司郎
知ってます。撮影で行きました。神輿も撮らせていただきました。筑西にはけっこう行ってるんですよ。
市長
そうでしたか。美術館には、板谷波山先生や森田茂先生などの素晴らしい作品があるんです。
マギー司郎
それはもう宝ですよ。
市長
はい。それから、いつも有名な作家の企画展ばかりではなく、地元の子どもたちの作品を飾ることができないかと指示したんです。子どもたちに夢を持たせるためです。
マギー司郎
そうですか。それは子どもたちも勇気がでますよ。あの美術館に自分の描いた絵が飾られたら、どんどん勇気が出る。

ー明るく、好かれるまちにー
マギー司郎
僕が思うにですね、まずは役所の職員のみなさんが、市民と同じ目線に立たないと駄目ですよ。じゃないとみんな出て行きますよ。もうひとつ、明るいイメージをつけないと駄目です。筑西がみんなに好かれないと。楽しくなかったら駄目、笑わないと駄目だよね。
市長
おっしゃる通りです。
マギー司郎
市長さん、頑張ってくださいね。何かあったらいつでも声をかけてください。
市長
ありがとうございます。師匠のお言葉を忘れずに、市民目線で、筑西市のために頑張ります。

 

マギー司郎(1946年生)
16歳で上京し、19歳でマギー信沢に弟子入り。現在はマギー一門の師匠として多くの弟子を抱える。マギー審司 は3番弟子。筑西ふるさと大使


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マギー司郎所属事務所・オフィス樹木