Hatena Blog版・筑西歳時記~ここは茨城、筑西(旧下館)市

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下館ラーメン・盛信軒さんのラーメン大盛

こんにちは。
新型コロナウイルス対策として営業を一時自粛していた焼き肉バイキングチェーン「すたみな太郎」が、下館店を含む、全店舗の1割弱にあたる12店舗をそのまま閉店するそうです。いよいよ身近にも、目に見える形で新型コロナウイルスによる経済的影響が現れてきました。1日も早く事態が収束することを願っています。

 

さて話は変わって、茨城県筑西市の名物「下館ラーメン」のご紹介です。
このブログではこれまでにも、盛昭軒さんとラーメン桜道の駅グランテラス筑西店さんの記事を書かせていただきましたが・・・
今回は、下館西中学校の北にある盛信軒さんです↓

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昭和の風情を色濃く残すたたずまいの盛信軒さん。昭和51年、下館ラーメンの老舗である盛昭軒さんで修行したご主人が、暖簾分けして開店したそうです。

こちらがメニュー↓

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この日注文したのは、ラーメン大盛680円です↓

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下館ラーメンの特徴である濃いめの醤油味、美味しくいただきました。
大盛は麺がかなりの量なので、注文する時はご注意ください。

ちなみに、こちらの麺は盛昭軒製。
実は盛昭軒さんは、下館ラーメンの老舗というだけでなく製麺業も行っていて、筑西市内の多くのラーメン店が、盛昭軒さんの麺を使用しているのです。

なお、盛信軒さんのお薦めメニューのひとつに、下館ラーメンのバリエーションであるワンタン麺があります。
次回はぜひ、ワンタン麺をご紹介したいと思います。


というわけで、下館ラーメン・盛信軒さんのご紹介でした。

 

■盛信軒
茨城県筑西市下平塚603-7
電話:0296-28-1239
営業:午前10~午後8時
火曜定休


■下館ラーメンとは
関東有数の商都であった下館(合併して筑西市)では、多忙な商人たちが食事もままならず出前を取ることが多かった。中でもラーメンについては、不規則な商人の食事時間を考慮して、時間がたっても美味しさが損なわれない独特の麺を使った出前文化が発達した。そしてもうひとつ、戦後間もない昭和20年代、まだ高価だった豚肉を使わず、比較的安価の鶏肉を使ったことが、現在も脈々と受け継がれる下館ラーメンを形作った。
①時間がたっても美味しさが損なわれにくい中細ちぢれの少加水麺
②鶏がらと地場産野菜をベースに濃口醤油の合わせを使ったスープ
③鶏肉を使った鶏チャーシュー
これが下館ラーメンの特徴である。

下館ラーメン学会

厚生労働省