Hatena Blog版・筑西歳時記~ここは茨城、筑西(旧下館)市

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「筑西雛祭りひなめぐり2020」荒七酒店さんの雛飾り

こんにちは、みなさんお元気ですか?

相変わらず収束の兆しが見えない新型コロナウイルスですが、みなさん十分ご注意ください。

さて、記事にするのが遅くなって恐縮ですが・・・

3日3日は雛祭りの日でした。
ここ茨城県筑西市では、平成25年から毎年この時期「筑西雛祭りひなめぐり」と題して、JR下館駅前通りにあるしもだて地域交流センター・アルテリオを中心に雛祭りを祝っています。

 

アルテリオ会場については先日お伝えしたので、今回は「ひなめぐり2020」に参加していた、田町の荒七酒店さんをご紹介します↓

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田町の国道50号線沿いに店蔵と洋館が建つ荒七さんは、かつては醤油の醸造業を営んでおり、その店舗は、明治期の商店の様子を伝える貴重な国の登録文化財です。

ちなみに、国道50号を挟んだ「荒七」向かい側には、「荒為」さんという、これも建物が国登録文化財になっている食事処があります。
 
こちらが、「荒七酒店」さんの店内に飾られた、江戸時代から昭和まで各年代の雛人形
 
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昭和の雛飾り↓

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大正時代の雛飾り↓

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明治時代の有職雛↓

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江戸時代(嘉永期1848年~1855年)の雛飾り↓

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左:江戸時代(寛永期1624年~1645年)の雛飾り(内裏のみ公開)、右:江戸時代(享保期1716年~1763年)の雛飾り↓

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江戸時代(享保期1716年~1763年)の雛飾り(内裏)↓

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江戸時代(享保期1716年~1763年)の雛飾り(女雛)↓

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江戸時代(寛永期1624年~1645年)の雛飾り(内裏)↓

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一軒のお宅で江戸時代から昭和までの雛祭りを一度に観ることができるのは、たいへん珍しいのではないでしょうか。
更に、寛永期の雛飾は非常に貴重で、これはもう文化財と言っても過言ではありません。
残念ながら、今年はもう展示期間が終わってしまいましたので、興味がある方はぜひ来年どうぞ。

 

というわけで、「筑西雛祭りひなめぐり2020」荒七酒店さんの雛飾りでした。

 

筑西雛祭りひなめぐり2020

期日:2年2月4日(火)~3月8日(日)※商店街の雛飾りは 3月3日(火) まで

会場:アルテリオ など下館駅周辺

内容:アルテリオを中心に、下館駅周辺の商店街が雛祭り一色に華やぎます

アルテリオ内展示:約5メートル巨大雛壇のほか、たくさんの雛壇や雛飾りが飾られます

主催:笑店街プロジェクト

後援:筑西市筑西市教育委員会筑西市観光協会、下館商工会議所、協同組合日専連しもだて、稲荷町自治

問合:笑店街プロジェクト TEL 0296-24-5578(日専連しもだて)

 

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